うっかり運転免許証の更新を忘れてゴールド免許を失効した失敗談

うっかり 失敗談

地味に悲しい。うっかり更新忘れで運転免許証を失効

今まで仕事でもプライベートでも色々とミスをやらかしてきましたが、地味に一番悲しかったのが「運転免許証の失効」です。

車を毎日運転している人から見ると、「なんで失効なんかするの?」「更新ハガキが届いたでしょ」と思われるでしょう。はい、返す言葉もありません。完全にうっかりしており、免許の更新ハガキが届いたことにも気づかなかったのです。ちなみに失効後に慌てて確認したところ、なぜか年賀ハガキと一緒に箱の中にしまい込まれていました。

当時の私は出産後の育児休暇中で、初めての育児で昼も夜もなくフラフラの状態でした。赤ちゃんのお世話に全てを捧げ、とても車を運転して出かけるような余裕はありません。買い物はインターネットで済ませ、赤ちゃんの検診やたまのお出かけはすべて夫や実家の親に頼んで車を出してもらっていました。

育児に専念していると、自分のことはどんどん後回しにしてしまいます。仕事をしている間は毎日通勤に使っていた車もほとんど運転しなくなり、有効期限が近づいていることもすっかり忘れていたのです。そんな時に限って更新の時期が来てしまい、気づいたときには更新可能時期が既に2ヶ月以上も過ぎているという状態でした。失効していることに気づかないまま運転しなかったのだけは、本当に良かったと思っています。

運転免許証の失効は取り消し可能だけど該当せず・・・

運転免許証の失効は、やむを得ない理由があった場合は取り消してもらえます。例えば病気や怪我で入院したり、海外転勤などで日本にいなかったりした場合などです。私の場合は、当然と言うか育児がやむを得ない理由には該当しなかったため、失効を取り消してもらうことはできませんでした。失効した場合は再取得の手続きをしなければならないのですが、正直もう少し赤ちゃんが大きくなるまでは運転することもないだろうし、失効したままでも良いかな…と甘く考えていました。

しかし、よくよく調べてみると運転免許証の再取得には期限が設けられています。もちろん再取得自体はいつでもできるのですが、失効してから1年以上経過すると、学科試験や実技試験に講習などを受けなければなりません。つまり、初めて運転免許証を取得する場合とほとんど同じことをする必要があるのです。育児休暇を終えて仕事に復帰すれば通勤で車は必須ですし、呑気に講習や試験を受けている暇はありません。

失効から6ヶ月以内であれば視力検査や聴力検査などの適性試験の後、2時間程度の講習を受ければ再取得することができます。長い講習や試験を受けなくても再取得できるので、何としてでも早く手続きをしようと決意しました。

失効でまさかのゴールドから青色に降格

そこで1日だけ赤ちゃんを実家に預け、すぐさま運転免許センターへ行ったのです。ちなみに、運転免許証の再取得は手続きできる日が決まっていることがほとんどです。あらかじめ確認してから行ってくださいね。

再取得の流れとしては、書類を書いて手数料を支払い、適性試験と講習を受けて写真撮影をするだけです。意外とすんなり終了してホッとしたのですが、ここで驚愕の事実を知らされます。なんと、ゴールドだった私の運転免許証が青色に戻るというのです!再取得だからゴールドだと当然のように思っていましたが、そうではありませんでした。一度失効すると、運転免許証の色は引き継がれることなく青色に戻ってしまうのです。

無事故無違反を貫いてきた私の大事な記録が、アッサリと無かったことになってしまいました。自動車保険のゴールド割引も効かなくなり、つくづく自分のうっかりミスを恨んだものです。私はがっかりするだけで済みましたが、仕事の都合でゴールド免許を維持している人などは困った事態になるので注意してください。

このように、運転免許証は失効すると再取得に手間がかかります。6ヶ月以内なら学科試験などは受けずに済みますが、運転免許センターに出向いて手続きをしなければいけません。また、再取得してもゴールド免許は取り戻せないので、やはり失効しないように有効期限にはくれぐれも注意することをおすすめします。

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